ゲームウォッチ麺

配信内外でプレイしたゲームの感想とか

パワーウォッシュシミュレーター レビュー

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FuturLab開発 スクウェアエニックス販売。

高圧洗浄機で様々な汚れを掃除するという一風変わったFPSゲームとなっている。

2022年7月Steam、XboxOne、Series X/Sにて発売。その後2023年1月、PlayStation4/5、Nintendo Switch向けに、2023年11月にはMeta QuestへVRソフトとしても発売されている。

今回はPlayStation Plusにて2023年12月のフリープレイにて配信されたPS5版でのレビューとなる。

よかった部分

中毒性のあるゲーム内容

汚れを高圧洗浄機で掃除するという単純なゲーム内容だが、画面いっぱいに広がる汚れを一気に洗浄していくのはとても気持ちがいい。

綺麗になった場所が増えていくのは気持ちがよく、特に水が太陽光を反射するのもとても綺麗に見えた。

 

ストーリーの存在

清掃作業中、依頼人からメッセージが届く。

このメッセージには一貫したストーリーがあり、そこが惹きつけられるものになっている。

 

様々なシチュエーション

車一つとっても、バン、キャンピングカー、スポーツカー、消防車など様々な種類を清掃することになる。

屋外ステージも一軒家や公園、ロッジ、大型船、観覧車等様々な所で清掃できる。

中には火星探査車みたいな一風変わったステージも。

また、DLCによって「ファイナルファンタジーⅦ」や「バック・トゥ・ザ・フューチャー」などのコラボステージなんてものもプレイできたりする。

 

悪かった部分

良くも悪くも洗浄するしかない

最初から最後まで汚れを洗浄するだけのゲームなので、人を選ぶことになる。

汚れ自体もサビやこびりついたもののような何回も洗浄しないといけないものがあったり、普通では見えない位置ー梁のような出っ張り部分や狭った柱と建物の間部分ーにも汚れが存在して探すのが面倒なものがあったりと簡単には綺麗に出来ないようになっている。

人によっては面倒臭さのほうが勝るだろう。

最初の車の洗浄がこのゲームの適性テストになっている。

 

1ステージが長い

自転車や車のようなステージは短時間で洗浄できるのだが、消防署や公園などの広範囲のエリアを洗浄するステージは非常に時間がかかる。長いと2時間以上掛けないとクリアできないステージまで存在する。

後半になるとこのようなステージばかりになるため、時間がある時でないとプレイできないのは人によってはつらい所。

 

エラーが多い

洗浄中エラー落ちがよく発生した。2ステージで1、2回は発生するのはストレスがあった。

23年12月のアップデートによって、クリア時のリザルト映像が腕だけ宙に浮いた状態で表示されたり、トロフィーが取れなくなるバグが発生したりと非常に不安定なものになっている。

 

まとめ

高圧洗浄機でキレイに掃除するという単純なゲーム性が面白さを産んでいる。

ただし、時間がかかったり汚れの多さに気圧されたりと人を選ぶ要素が多数存在するのが注意点。

序盤ステージが面白いと感じたら間違いなくキャリアモードクリアまで楽しくプレイできるでしょう。